これまでの、「古いものは捨てて、壊し、常に新しいものを」と云う考え方が、今、変わろうとしています。 「自然を、環境を守る」「使い捨てに対する反発」「物へのやさしさ」「限りある資源を未来の世代に」等々。 人間はもとより、生きるものに寿命があるように、物にも寿命があるのではないでしょうか。 コンクリ-トにも、木材にも、そして化学製品にさえ。 しかし、それぞれの寿命が来る前に、捨てられる物の余りにも多いこと。人間だけが、豊かに生き、寿命を伸ばし、 全うしていく、それでよいのでしょうか。 いま、21世紀は人と物の共生が求められています。 英語の辞書を引いて見て下さい。Re-で始まる単語の多いこと。 それが意味する、「再び、今一度、更に、新たに」、すべて21世紀が求める言葉です。 たとえば、Recycle, Refit, Reform, Rehabilitate, Renew, Repair, Restore 等々。 皆さんが今お住まいの、マンション。行政や、政治に頼るのではなく、そこに住む人々が、 どう「Re-」求めていくのか。それが原点です。 「Repro」は、これらの言葉を一つひとつ、社会の資産として具現(Produce)していく集団です。 |